昔から、わたしたちの生活に密着してきた「質屋」。
そのルーツは、貨幣経済が普及し始めた鎌倉時代にまで遡ります。
ですから現在までで約700年の歴史があるということになります。
一般庶民にとっては、生活のための資金を準備してくれる庶民的な金融機関として支持されてきました。
昔は、米や味噌やお酒なども扱われていたそうです。
江戸中期には、品物を預けてお金を借り、返済期限が切れた品物は質流れ品となり、その品物が売られるという現在のシステムが確立されました。
昭和初期には、質屋に入ることが後ろめたく思われるようになり、一六銀行という名で呼ばれました。
戦後は、食料を買うお金を手に入れるために、家にあるものを持って多くの人が質屋に通ったそうです。
持ち込まれる質物や品物の種類は時代とともに変化してきました。
昭和40年代ぐらいまでは、呉服・洋服などの衣類や、釜・鍋などの生活用品が扱われていました。
その後、テレビやラジカセなどの電化製品が取り扱われるようになります。
また、生活水準の向上とともに、高級腕時計やジュエリー、ブランド商品などが加わり、その他カメラやパソコン、ゲーム機までも取り扱われるようになりました。
現在では質屋のイメージや利用目的も変わりつつあるといえます。
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